■炊き出し
ビッグパレットふくしまには、外国からの団体、慈善団体、レストラン、有志が集まった団体などなど、ほんとびっくりするくらい様々な方々が、炊き出しに来ていました。
皆さんに共通していたことは、和気あいあいと楽しく、活き活きとしていたことです。
「ボランティアの方もどうぞー!」
と、笑顔で声をかけられ、僕も炊き出しをいただきました。
どれもみな、おいしかったです!!
「ISLAMIC CIRCLE OF JAPAN」の人たちが作った、ナンとチキンカレー、サラダ。
僕が初めていただいた炊き出しです。
「日本イタリア料理協会」の炊き出し。
ミートソースのペンネをいただきました。
リストランテ・ヒロさんが1日だけの郡山店をオープンしました。
ベトナムの方々が、フォーやココナッツ味のお餅、たこ焼きなどを炊き出ししてくれました。日本語が片言の方や、全く日本語が話せない方もいました。感謝、感謝です。
まだまだ他にも、和食、中華、うどん、たこ焼き、フルーツ盛り合わせなどなど、バラエティーに富んだ炊き出しが並んでいました。
被災者の方には、朝食、昼食、夕食の3食が提供されますが、昼食や夕食の前に炊き出しがあると、1日5食になることも・・・。
物資を受け取りに来る方が、
「ここに来て、1ランク、サイズがでかくなった・・・。」
と話していました(苦笑)。
■コンサートなどの催し
コンサートなども、数多く催されていました。
ボランティアの合間の休憩時間に、これらの演奏を聞きに行き、癒されていました。
神戸から来たフェニックスハーモニックオーケストラの人たち。
阪神淡路大震災の時、多くの方に応援していただいたので、今回は自分たちの番だと、演奏しにきたそうです。
地元郡山の中学校の合唱部が、「ありがとう」や「上を向いて歩こう」などを、一生懸命、歌っていました。
歌手のRyncoさんと郡山少年少女合唱団の皆さんのコンサート。
屋外展示場でのコンサートでしたが、突然の大雨に見舞われて、急遽、屋内ステージへ。透き通ったこどもたちの声は、心に響きました。
■応援の寄せ書きなど
ビッグパレットには、日本中、いや、世界中から、たくさんの応援メッセージが寄せられていました。
ブラジルからの寄せ書き。
ポルトガル語で書かれていて、さっぱり読むことはできませんが、気持ちは伝わってきました。
友好都市の杉戸町からの応援寄せ書き。
本当に「心がひとつ」になれたら素敵ですね。
寄せ書き、ズームアップ。
元気だったときを思い出して、また立ち上がろう!
ビッグパレットは閉鎖しましたが、被災者の苦しみは、まだまだ続きます。
これらの寄せ書きが、今でもどこかで被災者を励ましているといいなぁ。