8月30日(月)、佐倉城址公園の東屋のベンチで、力尽きるように、横になって寝ていました。
29日の夜、写真の整理やブログの作成をしようと、京成佐倉駅近くのマクドナルドに行きました。
19時すぎから始めましたが、思ったより時間がかかり、結局、完成させることができないまま、深夜3時、店を出ました。
まだ初めだから慣れないのだろうか・・・。この先が思いやられます。
朝、東屋でボーッとしていたら、黄色い服を着た20人以上の団体の方が東屋にやってきました。
「おはようございます。」とあいさつをすると、女の人(江戸さん)が声を掛けてくれました。
その団体の方たちは、「佐倉市民カレッジ」の学生(?)で、今日は公園の清掃活動をしていたようです。
江戸さんが熱心に僕のことを聞いてくれたので、「自転車で日本全国を回る予定なんですけど、まだ4日前に出発したばっかりなんです。」などと話がはずみました。
江戸さんは、佐倉のことや、佐倉市民カレッジなどについて話してくれました。
カレッジと言うだけあって、4年間しか参加することができません(江戸さんは現在2年生。留年はあるのか聞くの忘れました(汗)。)
カラオケやボーリング、運動会など、催し物盛りだくさんで、とても楽しい大学生活のようです。
江戸さんはじめ、皆さんが生き生きしていたのが、印象的でした。
そんな楽しい会話をしていると、東屋で今日の清掃活動の報告会(講義?)が始まったので、邪魔しちゃ悪いなと荷物をまとめ、あいさつをして東屋から立ち去りました。
そのまま、一旦は城址公園から出たのですが、お雑煮のことを聞かなかったのがものすごく気になって仕方ありません。
江戸さんは(名前が“江戸”なのに)大阪の出身ですが、地元出身の方も多いはずなので、やっぱりこの機会を逃すわけにはいかないと、もう一度、東屋に戻りました。
東屋では、ゴミ問題について(?)まだ議論していましたが、一段落ついた時を見計らって、「この辺りのお雑煮のことを教えてください。」って皆さんに声を掛けました。
皆さん、心良く受け入れてくださり、ちょうど僕の近くにいた人たちが、地元出身の方たちだったので、僕もそこに混じり、お雑煮談義のスタートです。
話を始めると、すぐ出てきたのが、「ハバノリ」です。
僕は、この2日前、佐倉図書館に行き、「聞き書 千葉の食事」や、「白井市の民俗」など、お雑煮のことが載っていそうな郷土資料を、片っ端から物色していました。そのとき、初めて知ったのが、「ハバノリ」です。
いきなりその「ハバノリ」が話題に上るとは!
九十九里出身の方は、3種類ののり(ハバノリ、青のり、焼のり)を、手でもんで、かつお節と一緒に、雑煮に入れると言っていました。
年末になると、お店などの店頭に「ハバノリ」が並ぶそうです。ただ、値段が高いらしく、そのため「家では入れていない。」と言う方もいました。
「房州(房総半島南部の国)の人たち、特に海岸に住む人たちは、ハバノリを雑煮に入れるよ。」と聞くと、本に書いてあるのを読むのとは違った、新鮮でリアルな感動があります。
佐倉出身の方が、「大根の葉を天日にさらして乾燥させ、火であぶったものを、手でもんでボロボロにして雑煮に入れる。」とおっしゃっていました。
このやり方は、先ほどの「のり」の「大根の葉バージョン」です。
「のり」があまり手に入らない内陸の地域では、のりの代用として、大根の葉を使用したのでしょうか?
しかし、「聞き書 千葉の食事」に、佐倉市の隣の内陸の町・八街市では、雑煮に「ハバノリ」を入れると載っていたのもあり、謎は深まります。こういうことを聞くと、僕なりに真相を確かめたい気持ちに駆られてしまいます。
前回、房総半島を一周しましたが、もう一度、一周しないとだめだと誘われているようです。
また今度、今年の冬辺り、野島崎灯台を見ることになりそうな予感がします。
現在、一旦、家に帰ってきています。
ノートパソコン一式が予想以上に重く辛いので、現在、もっと軽いノートパソコン(PDA?)の購入を検討しています。
また、ちょっと旅をして気になった荷物の整理や、日記・写真の整理、スキャンピ!から送られてきた書籍PDF(けっこう、いい感じです。)のダウンロード・保管などしています。
雑煮を調べるに当たって、「一般に知られていること」については、できるだけ事前に知っておきたいという思いを強く持っています。
理想を言えば、現在、お雑煮について書き残してある文献や資料、論文、紙切れなど、全てを把握したうえで、地元の人々に「家のお雑煮」を尋ねたいと考えています。ただ、それは僕の能力じゃ、ちょっと、いや、限りなく、無理な気がします・・・。
この「聞き書 ○○の食事」シリーズは、47都道府県全ての伝統的食文化について書き記した、膨大な食のデータベースです。
ちょっと流し読みするだけで、地域ごとに脈々と培われてきた日本の食文化の奥深さに、気が遠くなりそうになります・・。
そして、ますますおばあちゃんのことが大好きになります(!?)。

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