2010/08/05

銀座に絵を見に行く -Down,down,down. Down the Rabbit-Hole-

先週と今週の2回、友人の伊藤知宏画伯(!)の個展に行ってきました。

銀座にある11の貸画廊が合同で開催している「—画廊からの発言— 新世代への視点2010」という展覧会が先週の月曜日から始まりました。伊藤くんは、参加画廊の1つである藍画廊で展示しています。

銀座には、画廊が数百軒あります。伊藤くんと知り合うまで、銀座がそういう場所だとは全然知りませんでした。

友人と待ち合わせて、先週の火曜日、藍画廊を訪れました。

藍画廊入口の開き戸の窓から、太い黒線に縁取られた、鮮やかな黄色の物体が目に飛び込んできます。真っ白に塗られた長方形の室内の4面に1作品ずつ、大きな絵がかかっています。
正直、僕は現代アートのことをよくわかっていませんが、とにかくまずは自分の目で見ることが大切だと思っています。数多く見ていれば、いつかよさが分かるように、よさに気づくようになるんじゃないかと漠然と信じてます。(伊藤君の絵については、藍画廊の解説「新世代への視点2010 伊藤知宏展」へ。)

伊藤くんの個展をみたあと、伊藤くんや友人たちと一緒に、ギャラリー58へヴァイオリン演奏会を見に行きました。画廊とヴァイオリン演奏。素晴らしいコラボレーションです。一歩手前の至近距離でヴァイオリンの演奏を見れたのは、とてもラッキーでした。

満員の会場でアンコール演奏が終わった後、伊藤くんを通じて知り合った写真作家の新家加奈さんや、現代アートに詳しいおじいさん、ギャラリー58の個展を担当している鎭目紋子さんたちと楽しく談笑しました。

43rd Sony Aquarium -3D沖縄美ら海水族館-


大水槽のトラフザメ夏休みに銀座へ行ったら、立ち寄らないと。

去年も、旅の前も、もう何度も行っていますが、今年もソニービルで開催している「43rd Sony Aquarium -3D沖縄美ら海水族館-」を覗いてきました。

「3Dテレビ元年」と言われているように、今年は3Dづくしです。1Fからいきなり3Dテレビの登場です。ものすごい臨場感。海水のゆらぎにつられてユラユラ揺れるイソギンチャクの間で、カクレクマノミが“かくれんぼ”をしています。そのリアルな映像から、ふかふかのベッドでまどろむような心地よさが伝わってきました。

去年も8Fの3Dシアターの映像をみましたが、今年もすごい。至近距離から撮影したジンベイザメはほんと目の前で泳いでいるようです。迫ってくる感じが半端ありません。感動っ!ますます、沖縄美ら海水族館に行くのが楽しみになりました。

今週の月曜、他の参加画廊の個展を見に、また銀座に行きました。

ドトールの中を通り抜ける銀座は、以前、NHKブラタモリの「第4回 銀座をブラタモリ」でやっていたように、路地が張り巡らされ、神社が点在する「歴史ある面白い街」ですが、画廊を巡っている時の銀座は、身体が大きくなったり小さくなったり、トランプの兵隊がでてきたりする「不思議の国」に迷い込んだような錯覚に陥ります。



出羽絵理さんの磁器作品広告チラシに掲載されているマンションの間取り図の線だけを1つ1つ切り抜き、それをラミネート加工したものを何百個もつなげたり(山本聖子さん)、紙のように薄い磁器を組み合わせて、かわいらしいオブジェを作ったり(出羽絵理さん。8月6日から始まる「器・小さなオブジェ・道具展」にも参加。)、全ての作家から、自分のオリジナルを模索している姿勢を感じます。
そのこだわりや情熱には、本当に頭が下がります。

でも、「新世代への視点2010」のWebサイトに載っている、作家の言葉(ポエム?)を読んでみても、正直、よくわかりません(笑)。
芸術を理解しようとするのではなく、その奇想天外な作家の世界、ワンダーランドを楽しむという感覚で飛び込むのが、ワクワクドキドキ楽しいのではないかと僕は思います。

今日を合わせ、土曜日まであと3日間、「—画廊からの発言— 新世代への視点2010」は開催されています。アートに興味がある方は、いや、興味がなくても、ウサギの穴に落っこちてみたければ、是非、銀座に足を運んでみてください。

日本橋三越本店 恐竜展

恐竜展のトリケラトプス全身骨格標本銀座に自転車で行く途中、日本橋三越本店の前を通ります。
日本橋三越本店で9日(月)まで開催している「恐竜展」を見に行ってきました。

デパートの企画展なので、恐竜好きの僕にとってはちょっと物足りなく感じましたが、生命誕生から恐竜につながる進化の歴史を、ざっと大まかに知るには、ちょうどいい展示だと思います。

トリケラトプスや、恐竜以後最強の捕食者といわれる、恐鳥パラフィソルニスの全身骨格標本は、でかくて迫力があります。10世紀ごろまでマダガスカルに生息していた、ダチョウをでっかくしたようなエピオルニス(象鳥)の全身骨格標本には均整のとれた美しさを感じました。

※ 尾が地面についた状態の肉食・草食恐竜の縮小模型がありました。おそらく、昔(僕が子どものころ?)作った縮小模型だと思います。現在、恐竜の尾は前後のバランスをとるため、空中に浮いていたと考えられています。

※「民家園めぐり 第2回」は次回に延ばしました。
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2 件のコメント:

狛 さんのコメント...

オコゼいたのかい?
沖縄では、オコゼに気をつけてね!

Masato.M さんのコメント...

> 狛さん

オコゼは、、いませんでした。
オコゼ、恐いですね。
おそらく沖縄では海に入ると思います。
オコゼがいないことを祈ります。

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