2011/06/15

わきあいあい「てんころりん村」 第1回 ~これが僕の生きる道!~

芦川の道祖神祭りの準備には、「てんころりん村」の方も来ていました。
てんころりん村とは、芦川で田舎体験や農業体験を提供しているNPO団体です。のらさんに紹介していただき、一緒に道祖神祭りの準備をしました。

農啓庵道祖神祭りの準備・食事会が終わった後、「農啓庵」へ。
農啓庵は、古民家を「てんころりん村」の人がリフォームした施設です。
屋根は茅葺きで、中には囲炉裏があり、屋外にはカマドがあります。キッチンなどの近代設備もきちんと備えてあり、石油ストーブなども置いてあります。
五右衛門風呂があると聞き、「入りたい!」と叫んだら(?)、誘ってくれたのです。

農啓庵の五右衛門風呂農啓庵に着くと、早速、薪をくべて、五右衛門風呂を沸かします。
コツを教えていただき、僕も薪をくべます。

約40分後、ある程度熱くなってから、いよいよ入浴です。
ちんちんに熱くなった釜の底で火傷しないように、木の板を踏みつけて、五右衛門風呂の中へ。薪の火でじわわっと熱くなる五右衛門風呂は、体の芯まであったまります。

うーん、極楽、極楽♪

道祖神祭りが終わった後、再度、農啓庵へ。

農啓庵の囲炉裏農啓庵の室内は、石油ストーブ&囲炉裏の炎でとても暖かい。
てんころりん村代表の石川さんが日本酒をだしてくれたので、調子に乗って飲みすぎ、酔っ払ってしまいました(汗)。
布団を用意してもらって、そのまま農啓庵で寝ることに・・・。

次の日の朝、農啓庵でダラダラしていると、初めて会う「てんころりん村」のスタッフがやってきて、近くで「炭焼き体験」をしていることを教えてくれました。
もちろん、参加します!

炭焼き小屋には、てんころりん村のスタッフ4名と、地元の方が1名いました。今日は、竹炭作りに挑戦しています。僕は、ナタを使って、大きな木の枝を、釜にくべやすい大きさに切断します。慣れてないから、時間がかかります(汗)。

しばらくして、昼食休憩。
僕は農啓庵で食パンでもかじっていようと思いましたが、てんころりん村スタッフの川部さんがご飯に誘ってくれたので、車で中芦川にある川部さん宅に向かいました。

川部さんは、大学卒業後、農業を営むためにここ芦川に移住してきた方です。
川部さんの借りている家は、茅葺き屋根にトタンをかぶせた古民家です。風情のある素敵な家です。
家の中では、奥さんがご飯を作っていました。
もうひとりのてんころりん村スタッフの方と一緒に、コタツにもぐります。

しばらくして、スパゲティーにラザニア、豆もちなど、数多くの料理がテーブルに並びました。
早速、バクバクいただきます。どれもみな、とてもおいしい。特に、ラザニアが美味!

4人で談笑します。
川部さんは、昔、僕みたいな旅をすることに憧れていたそうですが、今はここに身を落ち着け、しっかり大地を踏みしめて生きていこうと決心し、ぶれることなく、誇りを持って生活しています。
都会で暮らしてきた川部さんにとって、農業で生計を立て、自然とともに暮らしていくことは、前途多難のように思われますが、自分の目標が定まった、生き生きとした顔をしていました。
年は僕より全然若いですが、考え方は比べ物にならないほどしっかりしています。いつか僕も、生きる指針を定めたいなぁと、彼を見ていて思いました。

昼食後、炭焼き小屋に戻り、明日の新年会を楽しみにしていることを伝え、てんころりん村のスタッフたちと別れました。

ランキングに参加しています。
にほんブログ村 日本一周 人気ランキング
↑クリックしていただけるとうれしいです。
いつも、温かい励まし、ありがとうございます。

2 件のコメント:

狛 さんのコメント...

タイトルを読んで、遂に生き方を決められたのかと思いました(笑。

Masato.M さんのコメント...

> 狛さん

残念ながら・・・。まだ青二才です・・・。

コメントを投稿