当初の予定より出発が延びてしまいましたが、元気に旅を続けています!
6月6日、当初の目的地の東北に行く前に、神奈川県の葉山にある、きさらちゅん(木皿さん)の家に行きました。
きさらちゅんとは、3月11日の東日本大震災の日に知り合いました。
地震で電車が止まったときに日暮里にいたきさらちゅんが、友人の紹介で、僕のアパートに来たのです。
その後、ゴールデンウィークにスタッフとして参加した、アメリカ・インディアンに伝わる物語「ジャンピングマウス」のストーリーテリングの催しなどで、より一層、仲良くなりました。
6月6日の昼さがり、満を持して出発!
葉山までは約60km。のんびり横浜経由で、夜暗くなる前に、到着しました。
葉山の家は、もともとお兄さんが別荘として建てたらしく、生活感をあまり感じない、おしゃれな家です。
部屋に先に来ていたみこさんが、葉山名物の生しらす入りスパゲティやゴーヤチャンプルを作ってくれ、こちらも葉山名物の、葉山コロッケ、葉山高梨豆腐店の豆腐を用意してくれました。
うまい!
疲れた体に、おいしい料理が染み込みます。
次の日は、立石公園までドライブ。
夕時の立石を見て、海岸で遊んだ後、フラ(フラダンス)を踊ります!?
きさらちゅんの踊るフラは、カヒコ。
フラ・カヒコは、素朴な伝統的楽器やチャント(詠唱)を用いた、古代から続く厳粛な踊りです。
最近まで知らなかったのですが、僕のイメージにあった陽気なフラダンスは、フラ・アウアナと言って西洋音楽を取り入れた現代的なフラダンスなんだそうです。
遠く赤い夕焼け雲を眺めながら、僕も、見よう見まねで一緒に踊りました。
その次の日は、葉山の自家製野菜を購入しに、山の方に車を走らせます。
葉山は、海から離れると、すぐ山になります。
馬頭観音や庚申塔がひっそりたたずむ、車1台やっと通れる細い道をクネクネ進むと、こっそりと広がる畑の脇に、無人野菜直売小屋が点々とたってます。小雨の中、瑞々しいカブや、夏みかんなどをいただきました。
スピリチュアルスポット(?)の「不動滝」でお祈りした後、葉山公園へ。
大浜海岸は、まだ海開き前で、散歩中の方が数名歩いていました。
さざ波が響きわたる心地いい海岸を歩き、海の水を舐めると、もう我慢できない。トランクス1枚になって、海に飛び込みました!
気持ちいいー!最高!
さっきまでの雨がウソのように陽がさし、青空が広がり始めています。
ちびっ子と僕しかいない海で気持よく泳いでいたら、きさらちゅんたちも海に飛び込んでました(汗)。
海を出た後、きさらちゅんの知り合いのデューク金子さんに会いに行きました。
道を尋ねて、何とかNPOオーシャンの建物に到着。建物の前にはカヌーが積まれ並んでいます。
ちょっと前に海から帰ってきたデュークさんと話をします。
アウトリガーカヌーのパドラーであるデュークさんは、「オーシャン」というNPO法人を立ち上げています。
カヌーを使った旅に挑戦しているデュークさんは、7月から、カヌーをこいで、熊本県水俣から福島県の原発に向かう計画を立てています。その計画について、カヌーについて、シンプルに生きることについてなどを、一時、語り合いました。
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デュークさんの旅は、始まっています。
Ocean Legend
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その夜は、本場ハワイのフラ大会(?)のDVDを見て、またフラの練習。
「イリイリ」と呼ばれる、石のカスタネットを手の中でカチカチ鳴らしながら、優雅に踊ります。僕は、ひょうたんから作られた伝統楽器「イプ(イプヘケ)」をポポポポンと叩きます。難しいけど、面白い。
きさらちゅんたちに、「フラが似合ってるよ!」とおだてられて、すっかりその気になっちゃいました(笑)。
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