6月16日、小雨がやんで、そよ風が心地いい。
荒川河川敷を颯爽と走り、東京から埼玉県戸田市に入りました。
いよいよ、北への旅がスタートしたような気分です。
まず図書館へ。
新しいところに行ったら、図書館に行くようにしています。
お雑煮について調べるためです。
戸田市立図書館の郷土資料コーナーに行くと、埼玉県各市の郷土史がずらっと並んでいました。
「民俗」の巻の「年中行事」カテゴリーで、お雑煮の記述を調べます。
記述を見つけたら、片っ端からメモっていきます。
「うどん正月」が気になります。
影山さんの調査では、埼玉県の「うどん正月」は秩父と埼玉県北部地域だけのはずですが、東京都の県境になる、南東部の新座市の郷土史にも「3が日うどんを食べる家」の記述があります。
もしかしたら、「うどん正月」は、もっともっと広がっているのかもしれません。
しかし、今回はお雑煮を調べずに東北まで駆け上がる予定なので、実際に調べて回るのはまた今度の楽しみに取っておくことに。
戸田市立図書館と同じ建物の3Fに、戸田市立郷土博物館があったので、見に行きました。
ここでは、12~13万年前から現代までの「戸田の歴史」や、荒川の動植物など「戸田の自然」について、展示解説しています。
ここで僕が特に気になった点は、3つ。
- 古墳時代の竪穴式住居ジオラマ
- この竪穴式住居には、カマドがあり、周りに木の板をはった板壁があります。板壁のある竪穴式住居のジオラマは珍しい。 竪穴式住居から茅葺き民家への、過渡期にある住居です。
- 江戸時代の戸田の渡しのジオラマ
- 戸田は、江戸時代、中山道が通っていて、橋をかけていない荒川を舟で渡した「戸田の渡し」で活況を呈しました。 川べりから中山道沿いに、茅葺きの家が立ち並んでいて、栄えていた様子がわかります。
- 江戸時代の食品サンプルに「芋雑煮」!?
- この食品サンプルには、個人的にびっくり!戸田では、お雑煮のことを、里芋(八頭)を主菜とする「芋雑煮」と呼んでいたそうです。
このときは梅雨まっただ中で、連日、雨が降っていました。
2日目は、一日中雨だったので、マクドナルドにずっとこもっていました。
この日の夜、テントを張らずに外で寝ていたら、蚊に襲われ、眠れません・・。仕方なくテントを張ると、中に侵入してきた10匹ぐらいの蚊と格闘。この日はろくに眠れませんでした・・・。
毎夏、蚊の洗礼を受けてる気がします(学習能力なし(涙))。
戸田に来て、3日目。
友人と会うことになりました。
友人の子ども(6歳)と奥さんと一緒に、イオンタウン北戸田ショッピングセンターへ。
休日のショッピングセンターは、若い親子連れで溢れかえっています。
僕は、旅の途中によく、こういう大型ショッピングセンターに立ち寄り、フードコートで休憩しがてら、日記を書いたり本を読んだりしていますが、奈良でも仙台でも名古屋でも、若い家族で賑わっていました。
ソフトクリームを食べたり、服屋さんや、CDショップ、ゲームコーナーに行ったり。子どもと一緒に遊びながら、気軽にショッピング。かつてのデパート状態です。
友人が、ショッピングセンター内にある沖縄料理店でごちそうしてくれました。
僕は、この店の一押しメニュー「島豚の生姜焼き定食」を注文。
ジューシーご飯(炊き込みご飯)が食欲をそそり、沖縄名物の島豚が柔らかくておいしかったです。
「今度いつ会えるだろうか?」
と次回会えるときに思いを馳せながら、ハイタッチして別れました。
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