渡良瀬遊水地のところから栃木県に入り、4号線を北上。
6月21日の夜、宇都宮に到着しました。
次の日は、宇都宮散歩。
まず、恒例の都道府県庁前で写真撮影。3年前に竣工したばかりの新庁舎は、きれいでかっこいいです。
ここ栃木県庁で、区切りの20都道府県目。
約2年、旅をしているのに、まだまだ半分にも到達していません(汗)。
「宇都宮」の地名の由来となった宇都宮二荒山神社に参拝。
長い石段の先に、社殿があります。拝殿で参拝したあと、境内をくるっと回ります。
市神社・須賀神社の狛犬は、とぼけた感じのユーモラスな顔をしています。
初辰稲荷神社の前にも、個性的な狛狐が佇んでいました。
次に、宇都宮城址公園へ。
みはし通りの先には、水堀、土塁、その上に2007年に復元した晴明台がそびえます。
宇都宮城は、日本100名城に選ばれていませんが、関東七名城のひとつで、平安時代後期に築城された歴史ある城です。
晴明館歴史展示室や宇都宮城ものしり館で、宇都宮や城に関する展示紹介を観賞します。
ものしり館では、ボランティアガイドのおじいちゃんがいろいろと解説してくれました。
江戸時代、宇都宮城には、天守がなく、晴明台(櫓)が天守の代わりをしていました。
本丸に建っていた「御成御殿」(写真は、御成御殿の縮小模型。)は、将軍が日光に行くときに泊まる御殿で年2,3回しか使用しない建物だったそうです。
現在だったら、確実に「事業仕分け」の対象になりそうです・・。
漆喰壁に囲まれた土塁の上に登ります。
まだ出来て4年しか経っていないので、とてもきれい。白漆喰に日があたり、真っ白に輝いています。
晴明台や富士見櫓の内部もひと通り見て回りました。
県庁に戻り、15階展望ロビーから宇都宮の市街を眺めます。宇都宮は人口50万人の大都市なので、周りにビルがたくさん建っています。
下を覗き込むと、県庁隣に立つ「昭和館」の前に人が集まってきています。
何だろう?
と思い、僕も下におりていきました。
昭和館の前では、「節電トライアル」のイベントが始まるところでした。
「節電トライアル」とは、環境省が呼びかけているライトダウンキャンペーン(6月22日~8月31日)に併せて、昨年比15%の節電に挑戦する栃木県の試みです。
知事や議員の方たちなどがスピーチしたあと、「節電トライアル」開始です。
僕も人ごみにまぎれ、参加者に配られるECOバッグや、エコキャンドルなどを頂きました。
県庁舎内では、6時から栃木県警察音楽隊による「サンセットコンサート」が行われました。
観客の7,8割は、「ノー残業デー」ということで仕事が終わった、県の職員の方!?。
数組、子供連れのお母さんも、聴きに来ていました。
「美女と野獣」や「パイレーツ・オブ・カリビアン」のテーマ曲、千の風になってなどを演奏します。僕は用意されたパイプ椅子に座って、心地良く音楽を聞きました。
サンセットコンサートが終わった午後7時、空はまだまだ明るいのですが、外ではキャンドルナイトが始まりました。スタッフのかたが、キャンドルを「トライ▲15」などの形に並べ、火を灯していきます。
僕は短冊に願いを書いたりして、しばらくキャンドルの明かりを楽しみました。
2 件のコメント:
夜間に徹底的に節電したら真っ暗になり、美しい夜景を楽しむ事は出来ないでしょうね。(笑
> 狛 さん
その時は、無数の星がまたたく美しい夜空を楽しむことができますよ(笑)。
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